富山県富山市岩瀬町内一円 岩瀬曳車山祭 2009/5/18
富山市岩瀬白山町の諏訪神社の祭礼「岩瀬曳山車(ひきやま)祭」が十七日、富山市岩瀬地区で始まり、山車を
ぶつけ合う「曳き合い」を勇壮に演じた。
 祭りの目玉となる「曳き合い」は午後十一時十五分ごろ、同神社前で始まった。絵馬や花札が描かれた「たてもん」
を載せた山車十三基がそろい、うち十基が曳き合いを披露した。掛け声に合わせ、高さ約七メートル、重さ約五トン
の山車が激しくぶつかり、大きな音を響かせた。迫力ある様子に、沿道の観客から大きな歓声と拍手が沸き起こった。

 日中は「曳き回し」があり、曳き子が「ヤサー、ヤサー」の掛け声とともに山車を引き、岩瀬地区の各町内を練り
歩いた。 十八日は、富山市岩瀬地区センター(同市岩瀬御蔵町)近くの忠霊塔前で、「曳き合い」が行われる。
「曳き合い」の前に集合した山車 花札が描かれた「たてもん」 絵馬が描かれた「たてもん」
第32回たてもんコンクールで
最秀賞の土場町
絵馬が描かれた「たてもん」
新川山車の衝突部 「曳き合い」 港町VS新川町山車の衝突シーン