十五日に行われた高岡市の伏木曳山(ひきやま)祭の関連イベント「回船問屋 十七軒町」が同市伏木古国府の
JR伏木駅前で開かれ、俳優の宇梶剛士さんらが花山車(やま)の上から紅白のもちや小判のレプリカをまいた。
イベントは曳山が建造された当時、回船問屋の前に山車が止まると、主人が曳(ひ)き子や見物客に小判をまい
たという故事にちなみ、平成十四年から行っている。
正午すぎに花山車六基が駅前に集合。宇梶さんは「本格的な祭りに参加するのは初めてなので、皆さんと一緒に
楽しみたい」とあいさつした。伏木地区の発展を願い、各町の曳き子らと一緒に「イヤサー、イヤサー」と威勢の良い
掛け声を響かせた。山縣重彦伏木けんか山町おこし委員会長らと山車に乗り、もちと小判のレプリカをまいた。 |